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不動産投資 インテリア テーブルの脚を短くしてみた

おなじみのM木工のK工場長と
おなじみのM木工のK工場長と
カンナで削るとバリがでない
カンナで削るとバリがでない

一部の取引先には告知していますが、

僕はいま、ビル1階で新しいビジネスを始める準備をしています。

 

新業態は年配の方に来て頂く予定なので、

今使ってるテーブルじゃ高さが高すぎるな。

エコで、サスティナブルなライフスタイルを目指してる

ライフワンのシャチョーとしては、

スクラップ&ビルドで地球を汚すのは避けたいし・・・。

 

じゃ、M木工のK工場長にお願いしてみよう!

と駆け込み寺のようにKさんのもとへ。

 

この道40年以上の匠の手にかかれば

こんな量産テーブルでもちょちょいのちょい。

 

角をかんなで削る。

(めん取りといいます)

サンドペーパーで削っても

パッと見で同じように仕上がるけど

こういう無垢じゃない木材は

床を引きずると、ダメになってしまう。

 

だから、かんなで削るのがいいんだと教えてくれました。

実に本質を理解している・・・。

 

かんなの刃を削れる職人なんて、

もう年寄りしかいねえんだ。

と語る、K工場長の手は、

すこし寂しそうに見えました。

 

昔は、工具がとても高価で

見習いではとてもとても買えないから

先輩の工具を借りたくて

手入れさせてもらうようお願いするんだけど

へたくそが研ぐと刃がだめになるから

研がせてさえもらえなかったそうです。

 

だから、盗み見て、

今でいう、エアー研ぎしたんだよと(笑)。

 

工具を貸してくれるという事は、すなわち、

先輩が自分を信用してくれた。

という事だったそうです。

 

近年まで、こんな非効率なことが

まかり通ってきました。

 

世界中で、きっと何百年も、脈々と。

 

僕は、それがいいとか悪いとか

批判してるのではありません。

 

1度しか見せてもらえないかもしれない。

1度しか言ってもらえないかもしれない。

次、いつ話せるかわからない。

次、会えるかわからない。

 

もしかしたら、

 

「次」は

 

ないかもしれない・・・。

 

一期一会。

 

そういう緊張感の中で、本当の技が磨かれるんだ

と僕は思っています。

 

今日、ぎりぎりまでやってみた。

 

いつも張りつめてると疲れちゃうし

失敗してもいいんです。

時々休んでもいいんです。

 

そのギリギリのラインの限界値が上がると

またその上が見えてくる。

 

自分が何をなすべきか、

ちょっとづつ見えてくる。

 

僕に仕事を教えてくれたスゴい人たちが

言ってた通りです。